- これから公務員を目指す方
- 公務員への転職を考えている方
- 進路を迷っているが、将来的に公務員を目指している学生の方
お疲れ様です。元公務員のりょんです。
今回は「公務員の出身大学」について記事を紹介していきます。
私は公務員として働くまで公務員は真面目で優秀なイメージを持っていました。
では実際に職員の方はどのような学校を卒業されていたのでしょうか?
本記事では、公務員の出身大学について経験談を元に考察していきます。

私が想像していた公務員は優秀な人が多そうというイメージ。
実際はどうだったのか、りょん調べでお送りします。
1. 難関大学出身者はいなかった

私が在籍していた3つの自治体では、東大や京大といった飛び抜けた難関大学出身者はいませんでした。
超エリートな公務員志望者は各省庁レベルを目指すんでしょうか?
それとも有名企業を目指すんでしょうか?
どちらにせよ飛び抜けた有名大学出身者は市町村レベルの自治体には在籍していませんでした。

有名大学出身者の中にも「住民と接点の高い仕事をしたいから市役所へ行きたい!」という方がいるかもしれませんね。
私が知らないだけで、やりがいを求めて地方公務員を目指す方はいらっしゃると思います。
2. 新卒入社は有名大学出身者が多い

新卒の方は有名大学出身者がずらり。
新卒入社は有名どころの大学出身者が多い印象を持ちました。
特に行政職については高学歴の方が多かったです。
有名どころと言っても感じ方は人それぞれだと思いますが、偏差値60を超えるようなよく名前を聞く大学出身者が非常に多く在籍されていました。(MARCH、早慶上智、各国立大学など・・・)
私が知らない大学を出ている人ってごく僅かだったと思います。
入社した当時、「公務員ってやっぱり頭のいい大学を出ないと入れないんだなぁ」と思ったことを覚えています。

イメージ通り新卒入社の方は有名大学の卒業生が多いです。
私も人事の経験がありますが、履歴書を見ると有名大学がずらり。
大学の名前に圧倒されながら面接を行うこともありました。
↓行政職の基本的な情報については以下で紹介しています↓
3. 専門職は同じ大学出身者が多い

私は1社目の自治体を専門職(土木)で入職しましたが、同じ大学の出身者が多かったです。
土木職は土木を専攻している大学があまり多くないので必然的に同じ大学のOBが集まるのかもしれません。
私の卒業した大学は多くの方が公務員へ就職されていたので、大規模な研修会が開かれた時にはたまたま大学時代の友人と遭遇したりすることもありました。
実際私は偏差値50ほどの大学出身者ですが、専門職での応募だったから入職できたのではないかと思っています。
その理由としては、地方における専門職の人手不足です。
土木職以外の専門職においても行政職と比較すると倍率はかなり下がる傾向があります。
実は専門職って穴場なのかも・・・
他の職種についてはわかりませんが、私の大学時代の友達も公務員として勤務している方が多いので、専門職の道を歩むことが公務員への近道になるのかもしれませんね。

大学選定も公務員への一歩?
同じ大学出身者が多かったので「〇〇先生っていたよね!?」のような会話が弾むこともありました。
↓専門職の基本的な情報については以下で紹介しています↓
4. 中途入職は出身大学の影響を受けにくい

中途入職の場合、出身大学に関して大きな影響はあまり感じませんでした。
実際に私が中途入社した自治体の同期も有名大学出身者は多くありませんでした。
専門職は資格が必須な場合が多いですが、行政職であれば特に資格は必要なく、今までの職種も様々といった感じです。
中途採用は新卒採用とは異なり、以下のような点に重点が置かれている傾向を感じました。
- 前職での経験値
- 経験を活かし、公務員としてどんな働き方ができるか
学歴より経験値を重視しているといった感じですね。
その中でも前職で他の自治体や外郭団体職員での経験値を持っている人が多い印象を受けました。
市民サービスを経験している方が優遇されているのかもしれませんね。
やはり中途入職者は学歴よりも経験豊富で即戦力として働くことのできる方を求めているのかもしれません。
私もそうでしたが、面接の際には今までの経験値について結構深い部分まで聞かれました。
中途採用で公務員を目指している方は、この点に関しての回答を入念に準備しておく必要がありますね。

もちろん市民サービス未経験の方もいらっしゃいました。
様々な分野の知識経験を持っている方が増えることは、自治体にとってもプラスですね。
5. 地方部の自治体には地元大学出身者が多い

地方部の自治体には地元の大学出身者が多数在籍していました。
私の経験上、職員の過半数は地元大学出身者でした。
中でも県内の国立大学出身者の人数が圧倒的に多く、「〇〇大学会」なる会が存在するほど大所帯。
これは一体どういった真相なのか・・・
地元から出ずに故郷での就職を希望する方が多いからでしょうか?
それとも地元大学の方が採用に関して優遇されているのでしょうか?
実際の真意はわかりませんが、要因として考えられることが一つあります。
地方部では応募条件に「市内在住」の条件が見受けられる
地方部の自治体では未だに市内在住を応募条件としている場合が多数見受けられます。
この条件下だと、同県に住んでいたとしても引越しが必要となります。
そのため、そもそも受験する方が地元出身者に限られてしまうという現象が起きているのかもしれません。
「応募条件に居住地の制限をかけることは今の時代どうなんだろう・・・?」
そう思う部分はありますが、地方部では若年層の人口流出が問題視されている現状があるため、少しでも居住者を増やしたいという考えが生まれるのもわかります。
時代遅れな気もしますが、仕方ない部分もあるのかもしれませんね。

条件を厳しくことで余計に志望者が減ってしまう可能性もあると思いますが・・・
こう言った背景からも地方部では人口減少問題に苦労しているようですね。
↓市内在住の応募条件に関する記事はこちらで紹介しています↓
6. さいごに
いかがでしたでしょうか?
本記事では「公務員の出身大学」について紹介しました。
- 新卒=学歴を重視する風潮
- 中途=経験値を重視する風潮
今回の考察では、上記のように立場によって採用時の重点が変化するような傾向があることがわかりました。
有名大学を出てるからといって必ずしも優れた能力やコミュニケーション力があるわけではないと思いますが、一種の判断材料として学歴に関しての評価はまだ根強く残っているようです。
それにしても、数回の面接で志願者の能力を判断するのってすごく難しいですよね。
人事担当の皆様はすごい苦労されていると思います。
年々試験方法や面接方法が変化していくのって努力の表れなんでしょうね。
「近年の財政状況の厳しさの中で、いかに優秀な人材を確保できるか」
これは各自治体の永遠の課題でもあると思います。
個人的には、公務員の仕事の中で専門的かつ高度な仕事は外部委託にて進めることが多いので、勉強ができる!よりは、コミュニケーション力や忍耐力が重要となるのではないかと思っています。
数回の面接で志願者の能力を判断する最善の方法・・・これからの各自治体の人事の頑張りが楽しみですね。
りょん
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