職員組合に加入するメリット・デメリット

公務員の七不思議
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こんな方に向けて記事を紹介しています
  • 公務員の職員組合ついて興味のある方
  • 職員組合への加入についてお悩みの方
  • これから公務員を目指す方
  • 公務員への転職を考えている方
  • 公務員として働かれている方

お疲れ様です。元公務員のりょんです。

今回は前回同様「職員組合に加入するメリット・デメリット」というテーマで記事を紹介していきます。

前回の記事では公務員の職員組合の目的・内容について紹介しました。
公務員の労働環境の改善に無くてはならない組織なんですが、安易な気持ちで加入すると後悔する・・・なんてことも。

本記事ではそんな公務員の職員組合についてのメリット・デメリットという点に焦点を当て、経験談を元に考察していきます。

りょん
りょん

常に労働者の味方となってくれる職員組合。

実態はどうなっているのでしょうか?

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1. 加入のメリット

職員組合の経験では、加入に関して様々なメリットがあると感じました。

以下では職員組合の加入に関するメリットについて紹介していきます。

メリット① 職員との交流を図ることができる

自治体には多くの職員が在籍しています。
公務員には人事異動の制度が存在しているため、ある程度経験年数を積むことで多少の交流は確かに生まれます。
ただ、それだけでは多くの職員との交流にかなりの期間が必要です。

新規入職の方からすると、職場の皆さんに「少しでも早く顔を覚えてもらいたい」ところですよね。

そこで有力な手段となるのが職員組合です。
組合の活動はもちろん、若手だけでの飲み会や懇親会、学習会の機会があります。

活動に参加するだけで自然と職員同士の交流の場が生まれるんですね。

多くの部署の方と仕事をしていく公務員にとって横のつながりは非常に重要で、少しでも交流の機会があれば仕事のしやすさも格段に上がります。

時々他の自治体との意見交換会なども開催されたりするので、自分の視野が広がるチャンスもあると思います。
コロナ禍も収まってきているので、これから活動も本格化していくかもしれませんね。

個人的には職員組合への加入・・・交流の機会が多く存在する点で大きなメリットだと思っています。

りょん
りょん

公務員として働く上で多くの方と接点を持つことは非常に重要。
組合活動では様々な方との交流の機会があり、自分の視野が広がりました。

メリット② 新たな発見への出会い

実際に組合活動に参加していると新しい発見に出会うことがあります。

「公務員ってこんなことまでやってるんだ〜」
「自分の自治体にはこんな課題があったのか・・・」
「普段大人しい人がハキハキ喋っている!こんな人だったんだ!」

知らなくていいこともあるかもしれませんが、大小様々な発見があったりします。
組合の活動内容は大変ですが、その分やりがいも多く、自分の知識やそれまでのイメージが変わるきっかけもありました。

公務員として働いているだけでは知ることができない情報って結構あるんですよね〜。

この経験が必要か否かには賛否両論の意見があるとは思いますが、少なからず新たな発見ができる点でメリットを感じました。

りょん
りょん

組合活動では新たな発見が盛りだくさん!
様々な知識を吸収し、自身のスキルアップに繋げていきましょう。

メリット③ 組合活動に楽しさを見出すこともある

希少なケースですが、組合活動が性に合っておりそのまま組合の大元である企業(自治労等)に転職される方もいたりします。

”大勢の意見をまとめ、組織の代表として交渉を重ねていく”

これは職員組合の醍醐味です。

確かに非常に大きなやりがいを感じることができる活動内容であることは間違いないと思います。
公務員として感じた苦しい体験を活かして改善に繋げる活動、好きな人には向いているかもしれませんね。

実は私にも青年女性部(若手組)の役職経験があります。

もちろん通常業務との並行作業なので大変な面もありましたが、自分たちが主体となって動いた結果が多少なりとも業務改善に繋がったことには強いやりがいを感じ、活動自体とてもいい経験でした。

組合の活動目標や成果については、組合員にデータや紙ベース(新聞のようなものが多い)で配布されるんですが、自分の名前が掲載されていたりすると少し嬉しかったり、やってよかったなぁと思う部分もありました。

りょん
りょん

組合活動は大変だけど得るものも多く感じました。
やらない後悔よりやる後悔、りょんはそんな意識で参加していました。

2. 加入のデメリット

職員組合の経験では、様々なメリットを感じることも多くありました。

ここからは組合加入に関してのデメリットについて紹介していきます。

デメリット① 組合費

職員組合への加入に伴い、必要不可欠なのが組合費の存在です。

組合活動には様々な経費が必要となるため、組合員で費用を負担することになります。

組合費は¥3000/月程

私の在籍していた自治体では給料の10/1000の割合が組合費として引かれており、金額にすると3000円/月ほどでした。
自治体によっては20/1000を採用しているところもあり、結構様々なようです。

この金額が高いと思うか安いと思うかは人それぞれの感覚だと思いますが、単純に年間で計算すると¥36,000負担となります。

自治体にもよりますが、50歳くらいまでは組合に属することになります。
仮に25歳から加入したとして計算してみましょう。

25年間 × ¥36,000 = ¥900,000

これは結構な負担ですね・・・

月負担で考えると保険料みたいなものですが、長い目で見ると結構な負担ですね。

りょん
りょん

年間で考えるとかなりの出費ですね。
負担金額に対する価値があるかと言われると・・・なんとも言えない部分があったり。

デメリット② 組合活動は夜間・休日に実施される

組合活動は基本的に平日業務終了後の夜間・休日に行われます。

公務の一環でないため仕方ないことなんですが、業務外の活動を面倒と感じる人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
休日の動員については組合から手当が支給される場合もありますが、それでも休日が潰れてしまうのは嫌な一面ですね。

組合活動への動員については若手の職員に声がかかることが多いため、ただでさえストレスがかかる時期に負担が増加してしまうことは大きなデメリットとなると思われます。

りょん
りょん

入社したての頃は「これも仕事の一環だ・・・」と割り切って考えていました。

デメリット③ 役職に就くと多忙に

私も経験しましたが、役職に就くと結構多忙になります。

基本的に組合活動は時間外の作業を強いられます。
通常業務の合間に作業することもできますが、そんなに暇じゃないのが今の公務員の現状。
打ち合わせや資料作成にて顔を合わせる機会が増えるので職員同士の絆は深まりますが、何かと様々な行事に参加する必要があります。

また、特に地方部では職員の絶対数が少ないため、結構な確率で役職に就くことになります。

多くの自治体では、年齢で役職が回ってくるようなシステムが採用されていました。
在籍していた自治体では同年齢は10人程しかいなかったため、この中から役職が選ばれるとなると結構な確率になってしまいます。

やりがいも大きいですが、誰でも多忙は避けたいところ。
こういった面を考えると、組合への加入に抵抗が生まれるのも仕方ないことだと思います。

りょん
りょん

プライベートが確立されていることを望んで公務員を目指されている方も多いと思うので、夜間や休日の動員は考えものですね・・・・

3. さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は「職員組合の実態」について、メリット・デメリットという点に焦点を当て、記事を紹介しました。

組合活動を通し、組織の一員として自治体がどんな努力を重ねているのかを知る貴重な経験ができたと思います。
ただ、その反面で大変な思いをしたのも事実です。

加入したことに後悔したこともありましたが、職員組合での経験は今でも自分の人生の中で役立っているという風に感じることもあります。

今後の自分への投資と思って参加するのもいいかもしれませんね。

経験値とプライベート、どちらを選択するかによって今後の人生が大きく変わるかもしれません。

とはいってもそんなに深く考えなくても大丈夫です。
あくまで仕事ではないですからね。

本記事で少しでも加入の際の検討に役立っていただければ幸いだと思っています。

りょん

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