公務員の残業時間の実態(都心部編)

公務員の七不思議
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こんな方に向けて記事を紹介しています
  • 公務員の残業時間について興味のある方
  • 都心部の自治体への受験を検討されている方
  • 進路を迷っているが、将来的に都心部の公務員を目指している学生の方
  • 都心部の自治体で仕事にお悩みの方

お疲れ様です。元公務員のりょんです。

今回は「公務員の残業時間」というテーマで記事を紹介していきます。

近年、働き方改革の推進によって長時間労働を抑制しようとする取り組みが推進されています。
では実際のところ、公務員の残業時間の実態はどうなっているのでしょうか?

残業時間については地方部・都心部の自治体でそれぞれ特徴が異なっていると感じる部分がありました。

本記事では「都心部の自治体」に焦点を当てて経験談を元に考察していきます。

りょん
りょん

今回は都心部の公務員の残業時間について紹介していきます。
過度な労働時間によって苦しんでいる人が増えている現状。

これから働きやすい時代は来るのでしょうか・・・

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1. 残業時間抑制の取り組みについて

残業時間抑制への取り組みは多少あり

都心部の自治体では、残業時間を抑制する取り組みが多少進んでいると感じました。

繁忙期の部署で日付が変わる間近まで働いている職員はいましたが、かなり少数でした。
また、行事以外で休日出勤している方は非常に少なかったです。

りょん
りょん

電車通勤している人が大半だったので、日付が変わるまで残業している人はいなかったのかもしれませんね。

都心部の自治体ではPCシステムでの残業時間管理が行われていたため、管理職の方々は残業時間の把握ができていたと思います。
ただ、特に声をかけてくるといった様子はありませんでした。
実際に私は月60時間を半年ほど継続して残業した経験がありますが、特に何にも起きなかったです。

ただ、過度に遅い時間までの残業であったり、休日出勤は少ない印象でした。(部署にもよりますが、私は経験しませんでした。)

面倒な残業申請の制度がプライベートの充実に繋がっていた

都心部の自治体では22時以降の残業や休日出勤の場合、どうしても働かないといけない理由を記載し、届け出を行う必要がありました。

これには所属長及び部長の承認が必要で、結構大変です。
休日出勤の場合はさらに承認が厳しく、基本的にはNGの雰囲気がありました。

このように都心部の自治体では、過度な残業をするための申請作業が面倒な制度作りをすることで対策が実施されていたのではないかと思われます。

深夜残業・休日出勤はプライベートが確保できなくなるため、そういった意味では恵まれている環境だったのかもしれませんね。

りょん
りょん

限られた時間で業務を終わらせるのもストレスだったりしましたが・・・

2. 残業時間について 

残業時間は「多め」

実際の残業時間については、比較的「多め」の部類に入るのではないかと思います。
多めといっても感じ方に差はあると思いますが、私は全体を通して月に20〜30時間程度の残業時間でした。

比較が難しい部分はありますが、住民の数が地方部の自治体と比較すると圧倒的に多いため、どうしても1人1人の負担する事務量が多くなってしまう部分があります。

また、異常な数の臨時職員の方が存在していたことも事務量の多さに関係性があると思われました。

配属されて私も驚きましたが、各部署には半数近い臨時職員が在籍している部署も存在しています。
臨時職員の方は残業自体がNGのため、担当する業務が少なく設定されます。
しかし、配置人数の1人として扱われているので、どうしてもその分のしわ寄せが正規職員に来ることになります。

当然ながら個人差や部署によって差はあると思いますが、こういった理由から総合的な残業時間は多めであったと思います。

りょん
りょん

地方部の自治体と比較すると、遅くまで電気がついている印象を持ちました。
深夜残業や休日出勤が少ないにしても、毎日残業続きになるとストレスも大きくなってしまいますね。

3. 休日出勤について

休日出勤は少ない

都心部の自治体では、休日出勤は少ないと感じました。
地方部の自治体と比較すると圧倒的に少ないと思います。

休日開庁などはあったため全くゼロというわけではありませんが、地方部のような地元の行事に職員が強制的に駆り出されることはなく、あくまで個人の意思が優先されていました。

地域の方との交流といった点では都心部の方が劣る部分がありますが、職員のプライベートが確保されているのは魅力的ですね。

当番制度の概念は薄い

都心部の自治体では、当番制度という概念がほとんどありませんでした。
私が把握できていない部分もあると思いますが、休日の日直業務や緊急対応業務は全て業務委託化されており、外部機関の方によって行われていました。

この要因については、都心部の自治体職員は居住地がバラバラであり、緊急的に駆けつけることが不可能であることも理由の一つとしてあるのかもしれません。

管理委託が行き届いているため、余程のことがなければ休日に呼び出されることはありません。

そのため、仕事に縛られている感は非常に薄いものであると感じました。

りょん
りょん

プライベートの時間が確保されていることは非常にありがたいことですね。
何も気にせず飲酒したり、旅行の計画が立てれることは非常に魅力的でした。

4. さいごに

いかがでしたでしょうか?

本記事では「公務員の残業時間」について都心部の自治体に焦点を当てて紹介しました。

都心部では、残業時間抑制の環境整備は整っているものの、事務量が多いことから残業時間は多めであると感じました。
ただ、休日のイベント等については個人の意思を尊重する傾向があり、強制的な参加を強いられることはありませんでした。
都心部では、比較的イマドキな仕事のスタイルが進んでいるのかもしれませんね。

とはいえ、最近は様々な自治体で過剰な残業時間について問題視されるようになってきました。
特に都内部の自治体では、今後更なる人口の増加が見込まれ、それに比例して業務量も増加を続けていくものと思われます。
益々自治体職員一人一人の負担が増えていきそうです。

限られた人数の中で、どうやって不満のない行政運営を継続していくか・・・
これは地方部・都心部関係なく、各自治体の永遠の課題ですね。

とはいってもなんとかなってしまうのが現状なんですが、もっと明るい未来が来ることを切実に願っています。

りょん

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