公務員の金銭事情

公務員の七不思議
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こんな方に向けて記事を紹介しています
  • 公務員の金銭事情ついて興味のある方
  • これから公務員を目指す方
  • 公務員への転職を考えている方
  • 公務員として働かれている方

お疲れ様です。元公務員のりょんです。

今回は「公務員の金銭事情」というテーマについて記事を紹介していきます。

これから公務員を目指す方にとって金銭事情は気になるところですよね。
公務員は、周りから”安定”だとか”給料が高い”なんていうことをよく言われるんですが・・・

実際どのくらいの生活レベルを送ることができるのでしょうか?

本記事では、公務員の金銭事情について経験談を元に考察していきます。

りょん
りょん

よく言われる「安定」という言葉。

どの程度自由に暮らしていくことができるのでしょうか?

1. 気になる給料面について

給料面については、自身の経験談から紹介していこうと思います。

地方部と都心部の自治体で地域差があったので、区分しながら紹介していきます。

地方部の場合(手取り)
・新卒時点(大学卒)・・・15万円程
・主任時点(10年目)・・・20万円程
・主任時点のボーナス(6ヶ月分)・・・37万円程

都心部の場合(手取り)
・新卒時点(大学卒)・・・17万円程
・主任時点(10年目)・・・24万円程
・主任時点のボーナス(6ヶ月分)・・・48万円程

私の場合はこんな感じでした。
税金等を控除した手取り額となります。(住宅手当は自治体ごとに差があるので引いてあります)

記事のために通帳を確認したら

「こんなに低かったんだ!」

と驚愕しました。

私は主任時点で退職したので役職が高ければもう少し高い支給額になっているとは思います。
ただ・・・結構低いですよね。

地域差も結構ありますね。
確かに都心部の方が仕事量の多い印象を持ちましたが、ここまで差があると勤務地の選択は重要視するべき部分なのかもしれません。

地方公務員の給料、みなさんは低いと感じますか?高いと感じますか?

人それぞれの感じ方はあると思いますが、20代の頃は民間企業に勤めている友人と比較すると結構寂しい印象を持ちました。
特に公務員は年齢に比例し徐々に給料が上がっていくため、若年時の給料があまり高いものではありません。

徐々に給料が上がっていく安定性があるのは魅力的ですが、一番遊びたい年頃の20代や30代の生活自由度は民間企業と比べると劣ってしまいます。
これは公務員の苦悩の一つと言えそうですね。

りょん
りょん

んーとても安定とは言い難い給料ですね。

学生時代にアルバイトしていた方が手取りは高かった気がします。

2. 都心部には地域手当が存在する?

公務員には地域や自治体の規模によって「地域手当」が存在します。

これは人事院で該当地域が指定されており、一般的には物価の高い政令指定都市や都心圏に近い市区町村が対象となっています。
地域手当には1級〜7級の分類があり、最も高い地域では基本給の20%も支給されます!
その分多忙であることは間違いありませんが、地域手当って非常に大きな収入です。

都内部の自治体に在籍していたときは、月2〜3万円程基本給に上乗せされていたので日々の生活も少しだけ潤っていました。

「地域手当」の存在があるだけで都心部の自治体には魅力があると言えますね。

該当地域について興味のある方は「e-Gov法令検索」に地域別の分類が記載されているので参考にしてください。
※参考:人事院規則九―四九(地域手当) | e-Gov法令検索

りょん
りょん

個人的には個々の負担が大きい地方部にも地域手当のような手当を考慮して欲しいところ・・・

3. 住居手当の実態

公務員には地域手当の他にも「住居手当」という手当が存在しています。

住居手当とは言い換えると家賃補助のことで、月々の家賃を独自の計算式に当てはめて算出します。
計算に関しては入職後に家賃手当算出表という書類が配られると思いますので、指示の通り記載すれば大丈夫です。

住居手当に関しては各自治体毎に様々な規定が設けられているんですが、こちらについても地域差が結構あったので紹介していきます。

地方部
・最大2万7千円程

◉都心部
・最大1万5千円程

実は家賃が高い都心部の方が住居手当が低いんです。
また、都心部では住居手当の支給に年齢制限が設けられている自治体もあります。

なぜ都心部の方が住居手当が少ないんでしょう??
調べても情報がなかったため、これは公務員の七不思議なのかもしれません。

物価も上昇している現在、都心部での生活は益々厳しくなっていきそうです。
こうした要因もあってか都心部の自治体では株や不動産投資に手を出されている職員の方が多い印象を持ちました。

少しでも金銭面に余裕を持つためには仕事外での努力も必要なんですね。

りょん
りょん

住居手当に年齢制限があるということは、将来的に持ち家がないと大赤字!?

どういった意図があるのか不思議に感じてしまいます。

4. 仕事量に対する給料は?

仕事量に対する給料、という部分に関して私はこのように感じました。

・若年層の仕事に対する給料は低め
・年齢層の高い職員の給料が高すぎる

公務員の仕事は今でもお役所仕事と呼ばれることがありますが、それは結構昔の話のことです。
近年は徐々に求められる質も高くなっています。

また、多くの部署では人員不足かつ予算不足が常習的に問題となっています。
これにより、年齢の若いうちから責任が思い仕事を任され、限られた予算で工夫をこらしながら働いていくことになります。

働くとわかりますが、若年層の給料はもっと高くてもいいんじゃないかと思います。
経験年数を重ねるにつれて給料が上がるシステムなので仕方ないですが、年齢層の高い職員の給料が高すぎなのでは?と個人的に感じる部分も多くありました。

給料の平均値を比べると地方公務員は民間企業の年収よりも若干低めという統計が出ているようですが、もう少しだけ賃金を上昇してもいいのではないかと思っています。

りょん
りょん

公務員の仕事は誰にでもできる職種でないことを理解して欲しいところですね。

それでも公務員には魅力が多い

確かに給料面では物足りなさを感じますが、公務員は毎年昇級があり役職もよっぽどの失態を犯さない限り比較的簡単に上がっていきます。
倒産などの心配もなく、普通に働いていて解雇されることはまずありません。
また、一流企業のように高度なスキル・スピード感・厳しいノルマを強制させられることが少ないことは確かです。

仕事量が給料に見合っているかを比較するとどうしても劣ってしまいがちですが、そういった心の安定という面で公務員は非常に魅力的な職種と言えると思います。

りょん
りょん

多くの苦悩がある一方、魅力的な部分も多い公務員。
みなさんはどう感じますか?

↓関連記事はこちらで紹介しています↓

5. 裕福な暮らしは可能?

給料面を考えるとあまり恵まれていない印象のある公務員ですが、実際に裕福な暮らしは送れるのでしょうか?

生活レベルについても地域差があったため、経験談を元にそれぞれ紹介していきます。

① 地方部の場合

地方部では不便なく生活することが可能

地方部では割と不便なく生活することができると感じました。

都心部と比較すると給料面では劣っていますが、物価がかなり安いです。
特に家賃に関しては、同条件で倍以上の価格差が生まれることもあります。
若年時の給料はとても満足のいくものではありませんが、支出費用が少ないことから十分裕福な暮らしを送れると思います。

また、地方部では公務員としてのブランド力が高いため、ローンの審査に通りやすい利点があります。若いうちから住宅や自動車などの資産を購入している方が多かった印象を持ちました。

職員の方と話をしていても、高級な生活はできないものの生活に悩みを持つほど給料に心配がある・・・といった方はあまり存在していない印象でした。

このような点から、地方部に居住する上ではある程度裕福な暮らしを送ることができると感じました。

りょん
りょん

車社会なのでそういった面では費用はかかりますが、家賃を比較すると大幅に差があります。
都心部と比較すると給料は下がりますが、支出が抑えられるので裕福な暮らしが送れると思います。

② 都心部の場合

都心部では若干厳しめ・・・

都心部では若干生活が厳しめであると感じました。

確かに給料面では優遇されてはいますが、家賃や物価が非常に高いことから結構我慢の生活を強いられます。
地方部での暮らしと比較すると飲みにいく回数も減りましたし、金銭面のことを考える機会が増えた気がします。
ただ、家賃を抑えたり、出費を節約することで普通の生活は十分送ることができると思います。

上記でも紹介していますが、こういった背景から株や不動産投資等に手を出されている方も多く存在していました。
公務員にも自己防衛が必要なんですね。(どこかで聞いたことがあるような・・・)

遊びに魅力のある都心部で我慢した生活を送る難しさはありますが、やり方次第では裕福な暮らしが送れると感じました。

りょん
りょん

時には我慢も必要ですが、個人的には魅力的な施設が多い都心部の方が好きです。

どちらを選択するか、今後の人生において重要な選択ですね。

6. さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は「公務員の金銭事情」について紹介しました。

りょん自身、公務員として長年働いてきて実際に金銭面で困ったことはあまりありませんでした。

給料はそこまで多くはありませんが、世間からの評価や福利厚生は非常に魅力的です。

公務員でよかったなぁ・・・と思うことが多い反面、近年は給料に見合わない仕事が多くなってきたと感じるようになりました。
賃金の上昇については世間からの批判が多くなりがちな部分ですが、もう少しだけでも給料を上昇させてもいいんじゃないかなぁと個人的には思います。

公務員の仕事は誰にでもできる仕事では無いということをもっと知ってほしいですね!

最近は若年世代の公務員離れが深刻化しているという情報を聞きます。
特に20〜30代の年代の方の退職率が上がっているようです。
こういった背景からも目先の問題解決だけではなく、将来的な備えをしておく必要性を感じました。

公務員関係の記事を書いていると「将来的なビジョン」の大切さを感じることが多いなぁ・・・と感じるようになったりょんなのでした。

りょん

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