- 公務員の身だしなみについて興味のある方
- これから公務員を目指す方
- 公務員への転職を考えている方
- 公務員に合格している方
- 公務員として働かれている方
お疲れ様です。元公務員のりょんです。
今回は「公務員の身だしなみの実態」というテーマで記事を紹介していきます。
お堅い職業のイメージがまだ根強い公務員。
身だしなみの自由度は気になるところですよね。
「パーマや髪染め、髪型で遊びたいから公務員を選択しない!」なんていう人もいるかもしれません。
本記事では、気になる公務員の身だしなみの実態について、経験談を元に考察していきます。

沖縄県の職員がアロハシャツを着て仕事をしている風景をテレビで見たことがあります。
とても涼しそうで、公務員の堅いイメージも少し和らぎますね。
1. 明確な規定は存在しない?

実は、公務員には身だしなみについての明確な規定は存在していません。
その代わり、各自治体には理念や接遇の基礎が記載された「接遇マニュアル」という資料が存在しています。
実際に、接遇マニュアルには身だしなみについてこんな風に書かれていました。
- 全体的な清潔感を意識すること
- 明るすぎない髪色が好ましい
- ジーパンやサンダルは避けること
他にも記載はありますが、正直社会人として常識の内容しか書いてありませんでした。
インターネットで「〇〇(自治体名) 身だしなみ」と検索すると各自治体の接遇マニュアルを見ることができますが、どの自治体も明確な規定を設けていないようでした。
では一体、社会人として常識の範囲内ってどこまで許されているのでしょうか?
この点については経験上、地域・性別・職種によって差があることが判明しましたので、以下で紹介していきます。

堅いイメージのある公務員。
明確な規定が存在していないのは正直驚きですね。
2. 髪の長さ・髪色

ここでは髪型に関して考察していきます。
こちらについては、男女差・地域差があるためそれぞれ紹介していきます。
① 男性の場合
<地方部>
・肩にかかるくらいの長髪の方は存在する
・茶髪の方は存在する
・強めのパーマをかけている方は存在する
<都心部>
・基本的に長髪の方は存在しない
・髪色は黒髪のみ
・パーマをかけている職員は存在するが、強いパーマの方は存在しない
男性の髪型の自由度については、地方・都心部で結構な差を感じました。
流石にツイストパーマのような強いパーマをかけたり、過度な髪色の職員はいませんでしたが、地方部の自治体には「こんな髪型でいいの!?」と思うような職員の方が結構いました。
一方都心部ではそういった方はほぼゼロに近く、みなさん”ザ・サラリーマン”といった感じの真面目な印象を持ちました。
② 女性の場合
<地方・都心部共通>
・結構明るめの髪色の方は存在する
・パーマについては基本的にOK
・長髪の方は髪を縛ればOK
女性については、若干地方部の方が全体的に髪色の明るい方が多い印象を持ちましたが、どちらも共通で上記のような感じでした。
女性の場合、若い世代よりある程度年齢の上の方(40代〜)の方が髪型対して自由を許されている印象を持ちました。
中には茶髪より少し明るい髪型の人も存在していました。
③ 髪型に関するまとめ
- 男性より女性の方が自由度の高い傾向がある
- 職種によって自由度は変わる
髪型に関しては、女性の方が自由度が高い印象を持ちました。
接遇マニュアル上、性別による格差はなかったものの、女性の髪型については若干寛大な雰囲気がありました。
また、行政職以外の土木や建築などの専門職の方は、比較的自由な髪型の方が多い印象がありました。
この背景には窓口業務の少なさがあるものと思われます。
余談ですが、若手女性職員がチャラチャラした見た目をしていることをある程度年齢の上の女性たちは嫌がるという噂を聞いたことがあります。
個人的には年齢が上の職員の方が自由な髪型をしているような気がしますが・・・・
昔からこういう暗黙のしきたりみたいなものがあるのかもしれませんね。

暗黙のしきたり・・・
新人の頃はあまり挑戦せず、周囲の様子を伺った方がいいかもしれませんね。
3. 服装

ここでは服装について考察していきます。
こちらについても、男女差・地域差があるためそれぞれ紹介していきます。
① 男性の場合
<地方部>
・行政職は基本的にスーツ、夏期期間はポロシャツも可
・専門職は作業着かポロシャツの方が多い
・窓口系の部署でない場合、ジャージで勤務している職員も存在していた
<都心部>
・行政職は基本的にスーツ、夏期期間はポロシャツを許可されるが自治体指定の場合がある
・専門職はスーツと作業着の半々
男性の服装についても髪型と同様、地方・都心部で結構な差を感じました。
都心部は主に電車通勤の方が多いせいか、職種関係なくほとんどの方がスーツで通勤していました。
地域別に比較すると、都心部では身だしなみに気を遣っている方が多い印象を持ちました。
地方部では、部署によりますが服装に関する自由度が非常に高く、名札をつけていないと職員だと判別できないような服装をしている方も在籍していました。
ちなみにりょんが地方部の自治体で専門職として従事していた頃は、スーツを着る機会って年に数回程度でした。
専門職の場合はネクタイの着用に関しても縛りが緩く、普段から身につける習慣がなかったため、恥ずかしながら転職するまでネクタイの着用に慣れていませんでした。

たまに結婚式でネクタイをつけるとき、なかなか決まらなかったことを覚えています。
② 女性の場合
<地方・都心部共通>
・行政職は基本的に私服勤務、スーツを着ている方はほとんどいない
・専門職は作業着の方が多い
女性の場合は、スーツの方って非常に少数で、大半の方が私服で勤務されていました。
基本的に落ち着いた印象の服装の方が多いですが、中には奇抜な服装をされている職員の方もいらっしゃいました。
花柄キラキラ〜なんて方も・・・
髪型同様、経験年数を重ねるにつれて派手な服装をしている職員が多い印象を受けました。
③ 服装に関するまとめ
- 男性より女性の方が自由度の高い傾向がある
- 職種によって自由度は変わる
髪型と全く同様のまとめ結果となりました。
経験上、公務員の身だしなみに関しては女性の方が自由度は高い傾向にあると感じました。
ただ、職種・性別・地域に問わず、窓口系の部署の方はきっちりとした服装の方が多かったです。
やはり多数の住民と接する機会が多いからか、服装に気を遣っていらっしゃっている方が多い印象を持ちました。
個人的に公務員には堅いイメージがあるため、沖縄県のアロハシャツで勤務・・・など暗く堅い雰囲気を払拭するような取り組みを実施することで、少しでも明るく親しみやすいイメージを目指していくことも重要だと思っています。

服装の自由度が高いのは嬉しいことですが、毎日の服装を考えるのも正直面倒だと感じてしまいますね。
4. おしゃれ髭は許されるのか

社会人として髭が必要なのかという話は一旦置いておきまして・・・・
男性の皆さんであれば、髭をおしゃれの一部として楽しんでいられる方もいらっしゃると思います。
実は髭についての明確な規定はありません。
公務員の身だしなみについて唯一記載されている「接遇マニュアル」にはどのように書いてあったのか確認してみました。
無精髭は整えましょう
とてもざっくりとした記載ですね。
この書き方であれば「綺麗に整えた髭であれば自由にしてもいい」と捉えることもできます。
ただ実際問題、「綺麗に整えていればOKなのか?」と言われるとすごーく難しいラインだと思います。
髭って明らかに個人の意思によるものなので、ふざけているといった悪い印象を持たれてしまう場合もあります。
当たり前かもしれませんが、無難に評価されたい!と言うことであれば個人的には髭は生やさないほうがいいと思います。

コロナ禍が治ったとはいえ、まだ各自治体ではマスクの着用が推奨されています。
マスクの下でオシャレを楽しめるのも今だけかもしれませんね。
5. りょんが怒られた話

お恥ずかしながらりょんが怒られた話を紹介していきます。
実は私、新卒で入社した頃は茶髪でした。
3年ほど仕事を経験した時、信頼関係や周りからの評判の高さも感じていたので、少しだけ髪型で遊んでみようとさらに明るい髪型に挑戦しました。
髪を染めてから数日経った頃、人事部長からお呼び出しが・・・・

りょん君。
その髪色、公務員として正解だと思う??

いえ!明日黒上にして参ります^^
次の日には黒髪で登庁したりょんですが、この日を境に少しだけ大人になった気がしました。
今思えば、大人になってから公務員で派手な髪色をしているのって少し子供みたいだなぁと反省しています。
「身だしなみくらいは真面目になろう!」と思ったきっかけでもありました。
やり方は間違っていますが、どこまで髪色に対して自由なのか肌で知ることができました!笑

評価は絶対下がるので、皆さんはくれぐれも挑戦しすぎないようにしてくださいね!!!
6. さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は「公務員の身だしなみ」について記事を紹介しました。
公務員のイメージはスーツも髪型もビシッ。
入職する前にはものすごーく堅い印象がありましたが、実際に入社してみると意外にも身だしなみに関しての意識が緩くて驚きました。
また、全体的な傾向として年齢層が高くなればなるほど自由度が高い状態の雰囲気があったことも確かだったと思います。
「経験年数で自由度が変わるのはどうなの?」と正直思うところはあります。
若手職員は先輩職員のことをよく見ていますので、先輩職員としても周囲に影響を及ぼしていることを意識しながら仕事に臨む必要がありますね。
身だしなみに関して比較的自由度の高い公務員ですが、ニュースでは”髭を要因として人事評価が下がった”などの記事があったりします。
あまり人並外れた身だしなみに挑戦するのは避けた方がいいかもしれませんね。
もう大人ですから、明確な規定を決めずに個々の常識に任せるスタンスでいいのではないかと個人的には思っています。
人事部長に呼び出された時はヒヤヒヤしたなぁと懐かしい思い出が過ったりょんなのでした。
りょん
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