公務員に多いタイプとは?(地方部編)

公務員の七不思議
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こんな方に向けて記事を紹介しています
  • 地方部の自治体の実情に興味がある方
  • 地方部の自治体への受験を検討されている方
  • 進路を迷っているが、将来的に地方部の公務員を目指している学生の方
  • 地方部の自治体で仕事にお悩みの方

お疲れ様です。元公務員のりょんです。

今回は「公務員に多いタイプ」というテーマで記事を紹介していきます。

私が学生の頃、公務員は真面目な人が多い印象を持っていました。
では実際にどんなタイプの方が在籍されているのでしょうか?

実は職員のタイプ、地方部と都内部の自治体でかなり異なっていることがわかりました。

本記事では「地方部の自治体」に焦点を当てて経験談を元に考察していきます。

りょん
りょん

当然、各自治体ごとに差はあると思います。

あくまで私見(りょん調べ)にてお送りしますのでご了承ください。

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1. 仲間意識が強く、情に厚いタイプが多い

地方部の自治体では”情に厚い人”が多く在籍していました。

情に厚いというのも仲間意識の強さに関係性があると思われます。

地方部の自治体では年功序列(※①)の風土が根強く残っているので、歳が上であれば先輩、歳が下であれば後輩という単純明快な上下関係が構築されています。

古い慣習が今でも残っているんですね。

ではここで、地方部の自治体における上司のタイプを紹介していきます。

地方部の自治体における上司のタイプ
  • 上司が部下の面倒を見る
    面倒見のいいタイプが多い
  • 必要な時には第一線に出て行動する
    頼りがいのある兄貴肌タイプが多い

仲間意識が強い雰囲気があるため、輪に入るには多少高いハードルがあります。
人間関係を構築するまでは非常にやりにくい部分はありますが、慣れてしまえば非常にやりやすい環境です。

お昼なんかも「今日ご飯頼んだ?飯行く?」なんていうお誘いも日常的にありましたし、そこでは仕事の話やプライベートの話など、日頃の悩みを相談できる場が広がっていました。

また、頼りがいのある職員が多いため

「最終的には自分のけつを拭いてくれる」

と感じる部分もあり、安心して仕事を進めることができました。

仕事外でも飲み会や遊びに連れて行ってくれる上司が多く、仕事もできて相談にも乗ってくれる非常に頼もしい兄貴肌の職員が多かったと感じました。

一方で、仲間意識の強さ・距離感の近さを要因として、意見の違いから職員同士の物凄い衝突が生じたり、上司が部下に怒号を飛ばしている・・・なんていうことも日常茶飯事で、常に殺伐としている雰囲気の部署もありました。

〜言葉の解説〜
※①年功序列
年齢・経験年数を積めば積むほど役職が上がること。実力主義とは異なり、後輩が先輩の役職を上回る現象が滅多に起きない。

りょん
りょん

「何かあっても上司が部下を守る」

こういった意識が強いと下で働く人間は安心して働くことができますね。

2. 一方で孤立している人も多い

仲間意識の強い一方、以下のような性格で孤立している方もいました。

以下ではそれぞれの特徴を紹介していきます。

要因① 輪に入ることを諦めている方

ここで取り上げるのは以下のような方が該当します。

  • やる気がなく、責任感のない働き方をする人
  • コミュニケーションを全く取ろうとしない人

どの職場においても当てはまるとは思いますが、やる気や責任感のない働き方をする人は輪に入ることが難しい部分があると思います。

どんなに困難な仕事であっても諦めずに向かう姿勢があれば認められるとは思いますが、そういった意識のない働き方をする人は当然ながら意識の違いから嫌われていきます。

また、数ある飲み会に全く参加せず、コミュニケーションを取ろうとしない人も疎外されていくのが現状です。

上記で紹介している通り、地方部の自治体は仲間意識が強いため、嫌われると相手にされなくなったり、飲み会にすら誘われなくなったり、ということが顕著に現れます。

一度そのようなレッテルを貼られると非常に辛いのが、地方部の自治体という環境。

人数が少ないことから、悪い評判は異常なスピードで広まってしまうんです。

「どうせ年功序列なんだから楽に仕事したい!」
「たくさん仕事しても給料は変わらないから楽したい!」
「飲み会はそんな好きじゃないから参加しなくてもいい!」

このような考えをお持ちであればこの意識でもいいのかもしれません。

無理してコミュニケーションを取らなければならない!というのは時代遅れな気もしますし、一応仕事をしなくても誰かが代わりにやってくれるのが公務員なので、この考えでも生きていくことはできます。(限度はありますけどね)

ただ、地方部の自治体で生きていくという選択を取るのであればオススメはしません。

それなりに過不足なく仕事をこなし、それなりのコミュニケーションを取ることができれば次第に発言の力も増していきます。
何より生き生き働くことで仕事に”やりがい”が生まれます。

「仕事なんだから与えられた仕事だけこなしていければ問題ないでしょ?」と思うかもしれませんが、そうはいかない部分があるのが地方部の自治体の現状。

時には我慢して付き合っていくことが非常に重要な環境であると感じる部分が多くありました。

りょん
りょん

地方部の自治体では時代遅れな考えが今でも根強く存在している場合があります。

多少の無理を我慢しなければならないのが今の現状なのかもしれません。

要因② どんなに頑張っても成果が上がらない(俗にいう仕事ができない)方

これはすごく難しい問題だと思います。

上司のせいなのか、自分のせいなのか。

手を抜いていたりやる気がないのは一緒に働くことで結構わかりやすく見えてきますが、頑張っている姿勢が見えても成果に繋がらない人って絶対います。

私の経験談ですが、こんな後輩くんがいました。

  • どんなに同じことを細かく教えてもできない・・・
  • コミュニケーション力が低く他人とうまく接することができない・・・

コミュニケーション力が異常に低いタイプだったので苦戦しました。
「なんとかして環境に順応させたい!」という想いから、あえて仕事をさせずに自分の仕事風景を見させたり、飲みに連れて行ったり、遊びに連れて行ったり、後輩くんが私に聞きやすい環境を作るよう頑張ってみました。

少しは生き生きと過ごせるようになりましたが、強めの上司の元に異動となり病気休暇に突入。
その後戻ってきたものの、孤立してしまった後輩くん・・・

その時の私は”もう少しなんとかできなかったのか”という「後悔」の念が残りましたが、周囲ではこんな意見も飛び交っていました。

「あいつはどんなに教えてもできないし、付き合いも悪いし、どうしようもない!」

実際に迷惑をかけている部分はあると思いますが、ここまで言わなくても・・・

「この人たちには人の心がないの?」と思う部分もありましたが、地方部の自治体は結構強めな口調の職員も多く在籍している傾向があるため、どうすることもできませんでした。

こういった超厳しい環境が存在しているのも地方部の自治体の特徴であると感じました。

りょん
りょん

地方部の自治体は職員数が少ないため、悪い噂はすぐ広まります。

仲間意識が強いことも時には考えものですね・・・

3. 地方部で生きていくには「コミュニケーション力」が必須!

地方部の自治体は”体育会系”
コミュニケーション力が鍵を握る!

個人的な意見ですが、公務員は真面目さだけでは生きていけないと思います。

当然真面目さも必要にはなりますが、地方部の公務員として生きていくためには職場に順応することが最も重要であると感じました。

そのために必要なのは、「コミュニケーション力」

職場の人とのコミュニケーションを上手に図ることが非常に重要です。

ただ、コミュニケーションを図らず、一匹狼として働くことも選択肢の一つだとは思います。

肩身が狭い環境にはなるかもしれませんが、公務員の仕事はどんなに多く責任の重い仕事もしても給料が変化しにくい環境のため、頑張っても無駄だと感じる方もいると思います。
特に地方部では年功序列の風土が強く、成果や職務姿勢による評価が役職や給料に反映される基盤の導入が進んでいないため、尚更やる気に繋がらない部分もあります。

どの道を選択するかは、今後の公務員人生の鍵になると思います。

ただ、地方部の公務員として働くのであれば無理のない範囲で一生懸命働くことをオススメしたいです。

なぜかって?

  • 楽しく自信を持って働くことのできる環境って素晴らしいものだから!
  • 頼られながら働くって強いやりがいがあるから!

私は決して頭がいいわけではありませんし、偏差値50を下回るような大学出身者ですが「コミュニケーション力だけは誰にも負けないようにしたい!」と思って職場の様々な人と交流を図りました。

日々全力で働くことで超絶ストレスは溜まりましたが、地方部での公務員生活は非常に楽しかったです。
職場の人と休日に旅行に行ったり、辞めてからもまだ交流があったり、「戻ってきなよ」と言われたり。
頑張ってきた成果は必ず自分に味方してくれると思っています。

これから地方部での公務員を目指す方は体育会系の職場環境に戸惑うかもしれませんが、コミュニケーションを意識して働いてみると数年後に結果が出てくるかもしれません。
そして数年後にその成功談を後輩くんに伝えてあげてください。

現在働いている方も、嫌な飲み会、たまには我慢して行ってみることも自分自身を変えるきっかけになるのではないでしょうか?

りょん
りょん

どんな仕事であっても、コミュニケーションを図ることは超大事!

ただ、無理は禁物です!

4. さいごに

いかかでしょうか?

本記事では、「地方部の公務員に多いタイプ」というテーマで元職場の方をタイプ別に紹介してみました。

働き方改革の推進によって、公務員に対しても「無理をし過ぎない環境を作っていこう!」という意識が芽生えつつありますが、地方部の自治体ではまだその意識は低いと感じています。

まだまだ古い考えが根強い地方部の自治体ですが、一度輪に入れてしまうと結構働きやすく、それなりの評価があれば意見が通りやすいといった良い一面も存在します。

個人的には、逆にザ・公務員みたいな働き方の方が息が詰まってしまうタイプなので、人情に厚い環境の方が好きです。
これは長い期間、地方部の公務員として働いてきたからなんでしょうか・・・
とはいえ少しでも古い考えを払拭していかないと地方部の自治体に明るい未来はないと思っています。

本記事を書いていて今後輩くんは元気にしてるのかなぁ〜と思い、飲みにでも連れてってあげよう!と思ったりょんなのでした。

りょん

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